こんにちは!ムフロンです。
「忍たま乱太郎」(略して「忍たま」)は、日本のアニメ界において長い歴史をもつ人気作品の一つです。
子供から大人まで幅広い世代に愛され続けているこの作品ですが、原作漫画「落第忍者乱太郎」(通称:落乱)とアニメ版にはさまざまな違いがあります。
本記事では、原作とアニメの違いについて詳しく解説します。
アニメ「忍たま乱太郎」について
アニメ「忍たま乱太郎」は、NHKで放映されているこども向けテレビアニメ。
1993年(平成5年)4月10日から1994年(平成6年)3月19日までは総合テレビで放映されていました。
そのあと、同年10月3日以降は教育テレビ(現在のEテレ)で放映されています。
現在も放送中であり、長年にわたって多くのファンに愛され続けています。
映画や2.5次元ミュージカルにもなっていて、幅広い年齢層に人気となっています。
2024年12月20日(金)には、劇場版アニメである『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』が全国公開の予定です。
原作「落第忍者乱太郎」について
アニメの原作は「落第忍者乱太郎」(通称:落乱)といいます。作者は尼子 騒兵衛(あまこ そうべえ)先生です。
1986年1月から2019年12月までの33年間にわたり、『朝日小学生新聞』にて連載されました。
連載は季節限定で、毎年4月~6月、10月~12月の期間に毎日3ページずつ掲載されていました。
2019年12月に連載は終了しましたが、アニメは今後も放送が続く予定です。
原作漫画は全65巻が刊行されています。
アニメと原作の違いについて
タイトルの違い
まず最も明確な違いは、タイトルです。
原作の「落第忍者乱太郎」の「落第」という言葉がNHKの放送コードに触れるため、アニメでは「忍者のたまご」を略して「忍たま乱太郎」と改められた、という説があります。
絵柄の違い
次に、絵柄の違いが挙げられます。
原作ではキャラクターの頭身が低く、特に下級生のデザインがアニメとは大きく異なります。
アニメではキャラクターデザインの担当の方により、アレンジがされています。
シーズン(期)によってキャラクターデザインの担当者が変わることがあります。
そのため、アニメの中でも、初期と最近のシーズンでは同じキャラでもデザインが変わることがあります。
ちなみに2024年4月1日から、「忍たま乱太郎」は第32シリーズ(32期)が放送されています。
期とかシーズンについては、「忍たまの再放送」「新作の放送サイクル」についての記事で解説しています。
キャラクターの変更
アニメ化に際して、一部のキャラクターのデザインや性格が変更されています。
例えば、くの一教室のキャラクターは原作では脇役でしたが、アニメではヒロイン的な存在に昇格しています。
また、制服(忍び装束)も薄いピンクの花模様の長袖から、渦巻模様の袖無しの着物の下に黒いアンダーシャツを着用、というスタイルに変更となっています。
くの一教室のトモミに関しては、原作では黒髪で吊り目ですが、アニメでは青い髪で丸い目にデザインされています。
くの一教室のユキも、原作ではクールな性格ですが、アニメでは明るく活発、悪く言うと自分勝手でわがままという性格に変わっています。
また、4年い組の綾部喜八郎は原作ではマイペースで飄々とした性格でしたが、アニメでは表情豊かで陽気な性格に変更されています。原作ではほとんど見られない笑顔が、アニメではよく見られます。
髪色については、原作では黒髪でえがかれているものの、アニメでは茶色の髪となっているキャラクターが多いです。
超メインキャラのきり丸については、アニメでは原作になかった黒のスカーフを付けている、というデザイン変更があります。
これは同じくらいの背丈の主人公・乱太郎や他のクラスメイトとの違いをわかりやすくするためかもしれませんね。
ほかにも
- 山田先生の息子である山田利吉(やまだりきち)は、原作では裏表のある性格で黒髪→アニメでは茶髪の優しいお兄さん
- 4年い組の平滝夜叉丸は、アニメでは原作よりエキセントリックな性格を強調。髪色は黒から茶色に。
- 4年ろ組の田村三木ヱ門は、原作では切れ長目のシュっとした顔立ち→アニメでは赤い目をしたアイドル顔
- 3年ろ組の富松作兵衛(とまつさくべえ)は、アニメではべらんめえ口調に変更。また髪色も黒から茶色になっています。
- 3年は組の浦風藤内(うらかぜとうない)はアニメでは予習好きな性格が強調され、自主トレの度が過ぎて学園を壊したりするエピソードが追加されています。
- 3年は組の三反田数馬(さんたんだかずま)はアニメでは「影が薄いのを気にしている」というエピソードが追加されています。
などの変更がなされています。
アニメオリジナルキャラ
アニメには、原作に登場しないオリジナルキャラクターも多数登場します。
代表的な例として、くの一教室のおシゲや学園長(大川平次渦正)の飼い犬であるヘムヘムが挙げられます。
アニメ版のオリジナルキャラクターについては、別記事で詳しく紹介しています。
世界観の違い
原作はアニメと比べてシビアな世界観が特徴です。
また、当時の世相を反映したストーリーや語り口が多く見られ、アニメ版よりも対象年齢がやや上になっている印象を受けます。
一方でアニメでは、原作に見られるメタ的な場面やパロディの多くがカットされています。
また、セリフが別キャラによるものに変更されることもあります。
その他の違い
その他にも、くの一教室の人数がアニメでは12人、原作では6人と異なる点など、設定の違いが見られます。
また、アニメオリジナルのストーリーは一話完結形式が多いですが、原作回のアニメでは短いもので2話、長いものでは2~3週間続くエピソードがあることも特徴です。
まとめ
以上、アニメ「忍たま乱太郎」と原作漫画「落第忍者乱太郎」とのさまざまな違いについてまとめました。
「忍たま乱太郎」の原作とアニメには、多くの違いがあり、それぞれに独自の魅力があります。
原作のシビアな世界観とアニメの明るいストーリー、どちらも楽しんで、より深く「忍たま乱太郎」の世界を楽しめるといいですね!




